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人生はいつからでも出直し可能!医師であり「日本笑い学会」副会長として、笑いの医学的効用を研究する昇幹夫先生によるコラムです。 人生80年、あっという間に終わりがきます。ある銀行からあなたに毎朝、86,400円の送金があり、あなたは好きなだけ使うことができます。でも夕方10,000円残ったとしても、翌日に持ち越すことはできません。そして翌朝、また同じ額だけ振り込まれます。さあ、この数字は何でしょう。実はこれは時間!1日24時間を秒になおしてみて下さい。86,400秒をもらっていますね。でも1人ひとり重さが違います。大学受験に失敗した子にとっての1年や、早産未熟児を生んだお母さんにとっての最後の1ヶ月は、どんなに大事であるかわかりますね。1分の差で新幹線に遅れた。1秒の差で事故にあわずにすんだ。0.1秒の差で金メダルを取り損なった。重さが違いますね。それをガン患者さんとモンブラン登山のときに教わったのです。 22年前に、7名のガン闘病者に10人の山岳警備隊がついて、登頂に成功しました。10周年記念パーティでは警備隊3人が亡くなっており、ガン闘病者は2人だけ亡くなっていました。誰だって死なないつもりで生きています。毎朝、新聞の死亡広告を見ると、歳の順ではありませんね。お役目が終わったらお迎えがくる、それだけのこと。だから今を精いっぱい生きるんです。生きるのに精一杯というのとは意味が違います。プレゼントという言葉には「贈り物」「今」「現在」という意味もあります。今、現在生きているという時間を神様はプレゼントしてくれるという意味ですね。だから今日、今ベストを尽くすことが大事です。明日では遅いのです。だってアスベストというのは大変危ないのですからね(笑)。 楽しい人生とは楽しいことをいっぱいやった人のものです。人生には終わりがあります。持ち時間はみんな1日24時間、そして最後は楽しいことしか思い出しません。それは自分で作らないと誰も作ってくれません。認知症の人も楽しいことは覚えています。思い出のアルバムを、故きんさんぎんさんは百歳から作り直しました。いつだってこれから、そして今からですね。 1947年鹿児島県生まれ。産婦人科のかたわら、「日本笑い学会」副会長として、笑いの医学的効用を研究。「元気で長生き研究所」所長としても活躍。また、医学的見地から日本人本来の食育を説くなど、全国を講演活動中の自称『健康法師』。 「笑って健康!〜ノボリンのつぶやき〜」はこれでいったん終了となります。皆様、クスッと笑って明日への活力を漲らせていただけたのではないでしょうか? 昇先生ならびに関係者の方々、そして読者の皆様に、心より御礼申し上げます。 |
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