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今月のTOPIX

作曲家・シンセサイザー奏者 西村 直記 さん

「あえて防音設備は施してないんだよ。その方が自然の音が聴こえてきて、曲を教えてもらえるからね…。」小鳥のさえずりと深緑に包まれた、高知県安芸市の廃校を改装したスタジオで、作曲家の西村直記さんにお話を伺いました。

−JWTはインスピレーションの源

僕がJWTを勧められたのは、高野山の御詠歌をJASRAC申請用に楽譜に書き起こすために、1日15時間の作業が1ヶ月くらい(!)続いていた時期でした。作業の間に何杯でも飲めるし、何となく元気になる自分を感じることができた。JWTのおかげで乗り切れたようなものです(笑)。いいエネルギーをいただいて、頑張れる…そんなチカラがあるお茶だと思って飲んでいます。

−世界中を巡る、作曲・演奏活動

家族の大事故をきっかけに四国八十八ヶ所巡礼を始め、7年半かけて一寺に一つずつ作った曲を、1988年に高野山に奉納しました。そのときには、事故にあった妻や子供たちも普通に暮らせるようになっていたので、何かお返しできることはないかな…?と考えるようになりました。なら、僕は音楽家です。音楽に言葉はいらない、世界中どこへでも行ける。「そうだ、鎮魂と平和を願いながら、音楽巡礼の旅をしよう!」と、世界八十八ヶ所音楽巡礼の旅を思い立ったのです。
ハワイのパールハーバーでは、当時の険悪な雰囲気の中でも演奏を敢行し、終わってみればスタンディングオベーションの嵐で、手ごたえを感じることができました。次いで、他の宗教との枠を超えた交渉を唱えたローマ法王パウロU世に是非とも演奏を聴いてもらいたくて、とにかく行動に移したら、様々な幸運が重なって御前演奏ができました。2000年9月6日に、韓国の烏頭山にある統一展望台で、世界巡礼の締めくくりとなる八十八番目の演奏を終らせましたが、翌年5月にニューヨークの国連本部演奏時のインタビューで、「もう一度世界八十八ヶ所を巡ります」と答えてしまいましたから(笑)、今も世界中を巡っています。

−自然が曲を創ってくれる

僕は、天才ではありません。感動しないと何も書けないのです。現場に行って、心揺さぶられたもの…川のせせらぎや、風の音、天からのメッセージを、そのままメロディーにするだけです。音や心といった目に見えないものを、自分の中に取り込み、それを音楽にする。僕は演奏も下手ですから、やれることは、ただ一生懸命に作曲したり演奏したりするだけ。僕の音楽に共感してくれる人は、その姿に感動してくれるんじゃないかな。

 

「そんな曲作りを頑張らせてくれるのがJWTです」と、茶目っ気たっぷりに語ってくれた西村さん。「願ったことが不思議とみんな叶うんですよ」とも仰っていましたが、我欲でなく人のためにしているからではないか…と、頂いたCDから流れてくる幽玄な調べを聴きながら思いました。

お遍路の巡礼曲をまとめた御詠歌全集『静 SHI−ZU』。各4枚組5,000円。問合わせは西村直記後援会事務局まで。【活動内容やCDの問合せ先】
西村直記後援会事務局



愛媛県松山市紅葉町6-28
株式会社ウイナー内
TEL 089−933−8221
FAX 089−933−0737
E-mail:nishimura88@lib.e-catv.ne.jp
URL:http://www.ne.jp/asahi/sekai88/peace21/

にしむら なおき(作曲家・シンセサイザー奏者)
1949年愛媛県生まれ。東京藝術大学卒業。CM音楽作曲家として活躍後、帰郷。愛媛大学教育学部音楽科講師を経て、現在、廃校となっていた高知県安芸市旧畑山小中学校にスタジオをかまえ、童謡の作曲をはじめ、テレビ、映画音楽など様々なジャンルの作曲活動を展開中。1987年には四国八十八ヶ所巡りのなかで作曲した全90曲からなる「霊場組曲」を完成。童謡詩人、金子みすゞの詩全512編を作曲した「金子みすゞの世界」シリーズ、平和へのメッセージを織り込んだ「PEACE」「漂流」、ローマ法王への謁見演奏をまとめた「宇宙巡礼」、1999年放送のNHK「心を旅する四国八十八か所」などCDも多数発売。また、広島、ベルリン、パールハーバーなど世界中の悲劇に見舞われた地を訪ねて、レクイエム(鎮魂曲)や平和音楽の作曲や演奏を行う。この“音楽巡礼”をライフワークとし、2000年9月6日には韓国ソウル市郊外烏頭山の「統一展望台」で、12年間の“巡礼”の締めくくりとなる八十八番目の演奏を終了。2001年5月には、米ニューヨーク国際連合本部において、日本人としては2番目の偉業となる全世界へ向けた演奏会を行い、絶賛を浴びる。この演奏を新たな出発点として、現在「新世界八十八ヶ所巡礼」を実行中。