ボーナスプランの改定

ネットワークビジネス業界には、さまざまな種類のボーナスプランが存在し、会社がどのプランを選択するかによって、活動に集まる人たちに違いが生まれる。プランには1つの正解はなく、ボーナスプランにはその会社の目指すべき方向性と意志がこもっている。
それゆえ、利益だけを追求することで社会的信用を失い倒産する会社や、利益を度外視して払い出しを多くし過ぎたために結局は事業運営がままならなくなる会社もある。

EOSがボーナスプランに求めたのは、製品よりもボーナス自体が“中心商品”となってしまうような射幸心をあおる形のプランではなかった。JWティーを愛し、“健康・調和・感謝”を軸にした企業理念に同調し、喜びを持って継続的に参加していただけるようなプランである。

創業以来、会員の皆様の地道な活動により、本当に多くの方々にEOSの理念をご理解いただき、活動に参加していただけるようになった。しかし、事業開始から7年が経った頃から、見えてきたものもあった。それは、事業開始当初から努力を重ね大きな実績を残せた方々と、会員になってから軌道に乗るまでの方々、つまり活動経費は掛かるがまだ収入がとれていないという方々との間の格差が大きくなり、固定化する懸念が生まれていたのである。

ネットワークビジネスにおいてサラリーマンや主婦が得られる一般的な報酬よりも大きな収入が得られる可能性があることは大きな魅力の1つである。しかし、その大きな報酬も長期にわたって安定的に得られなければ結局は総額において必ずしもビジネスの成功とは言えない。EOSが求めたのは、仕事をしなくとも収入が入り続けるプランではない。実績をあげた人も、始めたばかりの人もそれぞれの役割と責任を果たすことで自分の実績が未来へと積み重なっていくような持続可能なボーナスプランであったのだ。そこでEOSは、すでに実績を出された会員とこれからビジネスを展開していく会員との報酬の調和を図り、少しでも理想に近づけるためにボーナスプランの改定を決定した。

EOS会員が本当に自信と誇りを持てるボーナスプランにするために、これまでのネットワークビジネス業界の常識のみに縛られるのではなく、あらためて社会一般の感覚にボーナスプランを合わせることを考えた。現在進行形でJWティーの普及活動に取り組んでいる方を正当に評価し、すでに大きな実績をあげられている方との調和を図ることを1つのテーマとした。しかしそれは同時に、これまで実績をあげていたリーダークラスの方々の収入が減ることを意味していた。ボーナスプランの改定は、それがどのようなものであっても、収入が増える人と減る人を生み出す。当然ボーナスプランを改定する過程で、驚きや怒りを隠せない方もいた。しかし、改定への強い決意と想いを説明し続ける中で、最終的には今後の日本社会においてEOSの継続的存在の必要性を感じていたリーダーの皆様にボーナスプラン改定のご理解とご協力をいただけたのだ。

この出来事は、普通のネットワークビジネスの会社では成し得ることができない、EOS会員の皆様による大きな成果であった。当時のリーダーの方々が、矛盾するテーマを調和させるために必要な努力と葛藤を乗り越え、みんなで喜びと調和の輪を広げていくのだという想いが結実した日であったと言える。そして私たちは、この日をEOSの企業理念が本当の意味で体現された記念すべき日として感謝と共に語り継いでいきたいと思う。