コンテンツに進む

「EOS主催 第2回全国俳句・川柳コンテスト」入賞・入選作品を発表!

第2回目の開催となる「EOS主催 全国俳句・川柳コンテスト」。昨年12月から募集を開始し、「俳句部門」1,294句、「川柳部門」1,511句の応募があり、最終的な応募総数2,805句が日本全国から寄せられました。
「俳句部門」は俳人・星野高士先生はもちろん、言葉のプロとして第一線で活躍されているCMディレクター・中島信也さん、有名アーティストにも歌唱を教えるシャンソン歌手・黒川泰子さんが選考を務め、「川柳部門」はイオス代表・石川雄志を中心に全イオス社員で務めさせていただきました。選考委員が「前回よりも平均的な句のレベルが高い」とうなったほどの今回、多数のご応募の中から入賞・入選に選ばれた珠玉の作品26句をここに発表いたします!

俳句部門
大賞
雛納ひなおさめ 箱の隣に 保存水
山下 和則さん(千葉県)
「雛納め」とは、春の雛祭りが終わった後、箱などに雛人形を仕舞うことを表した季語です。 1年に1回しか開かない箱の隣にある備蓄用の保存水を見て一(ひと)安心という作者の感情が伝わってきます。 1月1日の能登地震を始め、災害の多い今年を丁寧に表現した句です。

(選評 俳人・星野高士先生)

準大賞
葉桜はざくらは ゆさりと生きて つやめけり
新村 衣里子さん(神奈川県)
動きだす 補助輪 春風はるかぜも借りて
四條 たんしさん(静岡県)
川柳部門
大賞
あれあれに ヒントは出るが ピンと来ず
木村 幸代さん(埼玉県)
第2回目となる今回は、全イオス社員で選考させていただきました。日常のふとした面白さや、 話題性のあるテーマを五・七・五の言葉にしっかりとのせてお伝えするのが川柳ではないかと思い、 認知症予防という現代の社会課題も反映した本句を大賞として決定させていただきました。

(選評 イオス コーポレーション代表取締役・石川雄志)

準大賞
コツ骨と 転ばぬ先の プロテイン
平岡 豪さん(神奈川県)
セルフレジ 今日も人呼ぶ ヘルプレジ
板垣 宏さん(群馬県)

※大賞には旅行券3万円分と記念盾、準大賞にはお取り寄せグルメと記念トロフィーをお届けします。

記念盾 記念トロフィー
▲左:記念盾 右:記念トロフィー
入選
俳句部門
水出しの グラデーションや 夏の朝 高尾 加世さん(石川県)
八重桜 八重の重さに 耐へてをり 正山 史明さん(広島県)
潮の香は 濹東までも 桜餅 山﨑 勝久さん(東京都)
散る花や 動かぬ幹を 撫でてやる 宇佐美 和人さん(広島県)
春塵を 払へば 蔵書語りだす 奥田 まゆみさん(京都府)
仮の世に してはみごとな 花吹雪 谷口 修平さん(兵庫県)
量競う 友と真夏の ゴミ拾い 阪本 真理明さん(東京都)
壊しては 建てる渋谷の 桜かな 野上 卓さん(東京都)
繚乱の 残滓浮かべて 花筏 向原 康夫さん(岡山県)
菱台に 不協和音の 桜餅 毛塚 文憲さん(東京都)
川柳部門
人生の 隠し味には 「推す」がいい 長谷川 哲也さん(埼玉県)
少子化で 絶滅危惧種 鯉のぼり 土生 洋子さん(東京都)
スマホだけ 忙しそうな 昼休み 小菅 恭子さん(神奈川県)
キャッシュレス 邦訳すれば 金がない 梶浦 公靖さん(東京都)
お茶の輪で 脳トレ筋トレ 介護ゼロ! 瀬尾 咲子さん(東京都)
NISAより ニート脱却 したい俺 袴田 奈月さん(静岡県)
「甘えるな」 甘えてほしい 親心 早川 俊章さん(東京都)
違います ズボンのほうが 縮んだの 佐藤 邦彦さん(宮城県)
70代 夫と競い 漕ぐバイク 川端 夕起子さん(北海道)
俺だ俺 判別してよ 声認証 早雲 茜さん(茨城県)

※入賞者並びに入選者には句と名前が入った記念キーホルダーをお届けします。

記念キーホルダー
▲記念キーホルダー
「俳句部門」選考委員

俳人・星野高士先生(国際俳句協会理事)
CMディレクター・中島信也さん(近作:「Air ペイ」「タコハイ」)
シャンソン歌手・黒川泰子さん(日仏文化交流功労賞(エディット・ピアフ賞)受賞)

5月某日、イオス本社(東京・青山)に選考委員が集まり、選考会が行われました。

中島信也さん、星野高士先生、黒川泰子さん 選考の様子
▲左から中島信也さん、星野高士先生、
黒川泰子さん
中島信也さん、星野高士先生、黒川泰子さん
▲左から中島信也さん、星野高士先生、黒川泰子さん
選考の様子
「川柳部門」選考委員

イオス代表・石川雄志を始めとした全イオス社員

イオス代表・石川雄志
▲イオス代表・石川雄志

◆5月某日にイオス本社で行われた「選考会」の様子をご覧ください!

当サイトでは、サイトの利便性向上のため、Cookieを使用しています。
サイトのCookieの使用に関しては、「個人情報の取扱いについて」をお読みください。