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鈴木秀子 コラム鈴木秀子 コラム

夏休み

夏は毎年当たり前のようにめぐる季節の一つですが、その中には夏独特の味わいがあります。夏祭りやお盆、花火大会と、地域のあちこちで開かれるイベントに向け、多くの人たちが帰省するなど「ともに楽しむ」という感覚が色濃くありますよね。夏休みもまた、忙しい日常の中で、ふっと一息つき、体をいたわる時間。暑さの中で、自分自身をゆったりと休ませるだけではなく、誰かと一緒に過ごすことで生まれる人と人とのつながりがより大切に感じられます。

夏祭りやお盆のような行事は、単に楽しんだり、偲んだりするのではなく、家族や友人と「ともに」過ごすことで、自然とお互いを思いやる気持ちが育まれる時でもあるのです。知らず知らずのうちに、コミュニケーションを学び、心を寄せ合う。それが夏の大きな魅力かもしれません。

また、夏は「普段と違うことにチャレンジする季節」でもあります。日常から少し離れて、新しいことに挑戦したり、遊びの中に発見があったり。そんな時間は、心と体にとって良いリフレッシュになります。たとえば、JWティーのお茶仲間同士で、新しい習慣や趣味に挑戦してみるのも素敵ですね。「ともに楽しむ」ことの価値を、夏は教えてくれているのかもしれません。

聖心会せいしんかいシスター
鈴木 秀子先生

東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。フランス、イタリアに留学し、ハワイ大学、スタンフォード大学で教鞭をとる。聖心女子大学教授を経て、国際コミュニオン学会名誉会長。著書に『9つの性格エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係』など多数。

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