スペシャル対談:オスマン・サンコンさん×石川社長
JWティーはご縁をつないでくれるお茶。
サンコンイオス15周年おめでとうございます。石川社長から“健康・調和・感謝”を軸としたイオスの企業理念を初めて聞いた時から、素敵なビジョンだと思っていました。
石川ありがとうございます。これまで支えてくださった皆様のおかげです。サンコンさんも、ギニアでの学校建設、東日本大震災や熊本地震の被災者支援など、長年にわたる社会貢献が評価され、2017年、旭日双光章を受章なさいました。あらためましておめでとうございます。日本にいらして何年になりますか?
サンコンもう46年になります。ギニア人で初めて日本を訪れたのが私です。ギニア外務省の一等書記官として、日本にギニアの大使館を設立することが目的でした。その後、日本の皆さんにアフリカを知ってもらおうと出演した『笑っていいとも!』や『天才たけしの元気が出るテレビ』をきっかけにタレントとしても活動するようになりました。
石川46年とは、もうすっかり日本人ですね(笑)。JWティーは、いつもどのように飲んでくださっているのでしょうか?
サンコン毎朝、妻がマグカップにお湯とJWティーを一袋入れて作ってくれます。お茶自体がもちろん良いのですけど、茶葉も含めて捨てるところがないのも素晴らしいですね。
石川皆さん、JWティーをいろいろとアレンジして楽しんでくださっているようです。体の調子はいかがですか?
サンコン今年で69歳ですが、健康そのものです。風邪もひかないし、花粉症にもなりません。虫歯一本ないですし、耳の聴こえも良く、視力は1.5。さすがに来日当時の視力6.0よりは落ちてしまいましたが(笑)。やはりJWティーを始めとした自然食のおかげかなと思っています。
石川ギニアではどのような食生活だったのでしょうか?
サンコンギニアにも何百年も前から「ケンケリバ」という健康茶があります。ギニアの人たちは、毎朝それを飲んでから仕事などに出掛けるのです。ギニアには病院が少ないので、それぞれの村に薬草に詳しいおばあちゃんとかがいて、腹痛やマラリアなども自然の葉っぱを煎じて治してしまいます。あとは主食がお米で、魚スープやチキンカレーのようなものをかけていただきます。
石川お茶があって、お米もあって、魚やチキンと共に食べる。日本の食文化に近いですね。
サンコンそうです。私が来日する前は、日本にお米があるのかが不安でしたが(笑)、とても素敵なお米の文化があることが分かり、これであれば日本でやっていけると思ったのを覚えています。生活をする上で食は非常に大切ですから。
あと、日本の素晴らしさをあげるとすると、四季があることでしょうか。ギニアは乾季と雨季しかありません。雨季は長く、6月から半年間くらいバケツの水をひっくり返したように降り続きます。乾季になると、雨がまったく降らない。日本の人々は「私は春が好き」「夏が好き」などと当たり前のように言いますが、四季があることがどれほど恵まれていることであるか。ただ一方で自然の脅威があることも知っています。実は私の誕生日は3月11日。7年前の東日本大震災が起こる前までは、いつも誕生日パーティーを開いていたのですが、現在は毎年その日になると福島県や宮城県などの被災地に出掛けて復興支援活動をしています。
石川そうでしたか。東日本大震災と言えば、会報誌2018年2月号にご登場いただいた映画プロデューサー・益田祐美子さん製作の『一陽来復』※は非常に心が揺さぶられる映画でした。益田さんとJWティーでご縁ができたことから、イオスも映画製作にご協力させていただきました。サンコンさんともそうですし、JWティーはご縁をつないでくれるお茶だなと感じています。
サンコン世のため、人のためを想うイオスの活動が素敵なご縁をつなげていくのでしょうね。
※東日本大震災の被災地の今を追った『一陽来復』は、「文部科学省 特別選定」にも選ばれている。