右脳の世界は、限りなく広がる私たちの可能性をどこまでも後押しし、導くようにみえます。左脳は、現実世界の境界を作り理性と記憶から物事を判断し、私たちを地に足をつけるようです。
私たちは様々な事象に囲まれ、日々の情報に対峙します。私たちの思考は、情報の中で世界と一致させます。一つ一つの情報に一喜一憂し、正しいか正しくないかを判断し善悪を作ります。判断の前にもう一度その情報の真価を見定める力がなくてはなりません。画家のゴヤは「理性の眠りは怪物を生む」とのこしました。不安も心配も自ら発したもの、まるで自らの幻想にとわれているようなものです。日々の心のあり方を学ばなければなりません。心は私たちの思考であり、身体すべてです。心を健やかにするのも、思考と身体です。息を整え、静かな時間を作り自分に向き合う時、自分にとって必要なことが見えて来るはずです。
私たちは、よりよく生きるために日々すべてに感謝が大切であることも知っています。物事を必要必然ととらえ、心が保たれることも知っています。使った言葉と過去の想いが今を作ってきたことも知っています。奇跡は今まさにここにあります。