京都・大徳寺にある茶道三千家の菩提寺、聚光院を長年見守る小野澤虎洞和尚※。和尚から贈っていただいた書に「本来無一物」とありました。人は何も持たずに生まれ、何も持たずに死んで行くという意味です。
そして、あの世に持っていけるのは「人に与えた喜びと人に与えた悲しみ」だとも言います。
あの世に持っていける物は何もないことは誰もが知っています。たとえそうであっても、自分の生きた証として人に喜びを与えることの尊さほど得難いものはありません。
あの世に持っていける物は何もないことは誰もが知っています。たとえそうであっても、自分の生きた証そしてブッダの言葉に「人が生きるということは、すなわち人中で生きるということ」とあります。人は人の中で学び、成長します。自身を成長させ、人に喜びを与えられる存在になったとき、あなたが生きる喜びもえられ、あの世に持っていけるものも増えていくことでしょう。
※EOS発行『別冊ハーバライン』で小野澤和尚のインタビューを、EOS公式 ホームページでは小野澤和尚と石川社長の対談をご紹介しています。