あなたがたは道です。
そしてまた道行く者です。（中略）
後から来る者たちのためなのです。
つまずかせる石のありかを告げ知らせていますから。

過去をふりかえれば、あの時が今の自分を作ったことに気づきます。険しい道で学んだ事が自らの成長になったことを思い出します。絶望によって道を失いかけた時、その道に光がさした時の喜びを忘れません。道を失いかけた人に寄り添うことが試されます。

忙しさで自分らしさを忘れて奔走していたことに気づくことがあります。不満の中にあったとき、何事もあたりまえにし、感謝を忘れていた事に気づきます。1つ1つの気づきを道に迷った人に手を差し伸べることが再び自らの力になります。

どんなことがあっても人生はあなたを見放しません。人生の回り道で見た景色は人生の中で最も美しいものです。人生に無駄は1つもありません。「この世ほど素晴らしい世界はない」、私はいつもそう思うようにしています。この世界のすべての矛盾も不合理も、調和を取りながら呼吸を乱さず成り立っているように思えます。人それぞれの道があります。それぞれの使命と天命があります。命の果てるまで、懸命に生き抜くことが、道を輝かせます。